このサイトでは「人口10万人あたりの参考率」を表示します
地域の人口規模が異なるため、件数だけでなく、認知件数を人口で割った参考率も表示します。計算式は「認知件数 ÷ 対応する人口 × 100,000」です。
たとえば認知件数10件、人口1万人なら、計算上の参考率は人口10万人あたり100件です。これは比較用に換算した値であり、10人に1人が被害に遭うといった個人の確率を示すものではありません。
分母が変わると、見え方も変わります
- 国勢調査人口
- 基準日時点の常住人口を小地域まで確認できます。調査年の間隔があるため、犯罪年と一致しない場合があります。
- 住民基本台帳人口
- 住民票に基づく人口です。更新頻度は比較的高い一方、小地域単位で同じ条件の全国データが揃わない場合があります。
- 昼間人口・来街者
- 通勤、通学、買い物、観光などで地域に滞在する人を含む考え方です。通常の常住人口とは別の分母です。
本サイトは、同じ比較表の中では可能な限り同じ人口系列と基準年を使います。条件が揃わない値は、同順位や同じものさしで扱いません。
昼夜人口差と繁華街バイアスに注意します
駅前、繁華街、観光地、業務地区では、住民以外の利用者が多くなります。認知件数の分子には来街者に関係する出来事も含まれ得ますが、常住人口を分母にすると来街者は含まれません。その結果、参考率が大きく見えることがあります。
- 駅や商業施設が集まる地域は、通勤・通学・買い物による滞在人口が増えます。
- 自転車盗などは、居住地だけでなく駐輪場や交通結節点の影響を受けます。
- 観光地やイベント会場の周辺では、年間の来訪者数が常住人口を大きく上回る場合があります。
- 夜間の常住人口だけを分母にした参考率は、地域を利用する人数あたりの率ではありません。
人口や件数が小さい地域では、変動が大きくなります
人口が少ない町丁目では、1件の増減でも参考率や前年比が大きく動きます。単年の値や増減率だけでなく、3年程度の推移、実数、近隣地域の状況をあわせて確認します。
| 指標 | わかること | 主な限界 |
|---|---|---|
| 認知件数 | 公表された実数 | 人口規模が異なる地域の比較には向きません。 |
| 人口あたり参考率 | 人口規模をそろえた参考比較 | 昼夜人口差や少人口の影響を受けます。 |
| 3年推移 | 単年の振れを含む変化 | 分類や境界が変わった期間は連続比較できません。 |
| 罪種構成 | 公表範囲の中で何が多いか | 公表対象外の罪種や暗数は含みません。 |