最初に、データでわかる範囲を決めます
犯罪統計は候補地域を調べる材料の一つです。物件周辺の明るさ、人通り、防犯設備、交通環境、災害リスク、生活利便性などを置き換えるものではありません。
候補地域を確認する7つの手順
- 01
1. 市区町村ページで全体像を見る
対象年、データ範囲、認知件数、人口あたり参考率、3年推移を確認します。
- 02
2. 同じ条件の地域だけを比べる
同じ年、同じ罪種範囲、同じ人口系列であることを確認します。
- 03
3. 件数と参考率を両方見る
実数は地域で把握された規模、参考率は人口規模をそろえた見方です。役割を分けます。
- 04
4. 罪種構成を確認する
合計だけでなく、自転車盗、車上ねらいなど公表された内訳を確認します。
- 05
5. 町丁目と周辺地域を見る
行政境界のすぐ外も生活圏になり得ます。候補地点だけを切り取らず、隣接地域も確認します。
- 06
6. 昼夜人口差と土地利用を確認する
駅前、繁華街、観光地、業務地区では、常住人口を分母にした参考率が大きく見える場合があります。
- 07
7. 時間を変えて現地を見る
昼夜や平日・休日で、人通り、照明、駐輪・駐車環境、帰宅経路を確認します。
物件や現地で確認したい質問
- 最寄り駅から物件まで、夜間も人通りと照明があるか。
- 駐輪場・駐車場は施錠や入退場管理ができるか。
- 建物入口、共用部、窓、宅配設備にどのような防犯対策があるか。
- 通学路や帰宅経路に見通しの悪い場所がないか。
- 交番・警察署、自治体が地域別の防犯情報を公開しているか。
- 短期間の数値変化に、施設開業や統計条件の変更が関係していないか。
複数の候補地は、同じ記録表で比べます
| 確認項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| データ条件 | 対象年、犯罪範囲、人口基準年、出典 |
| 統計 | 認知件数、参考率、3年推移、罪種構成 |
| 地域特性 | 駅、繁華街、観光地、学校、商業・業務施設 |
| 物件・経路 | 照明、人通り、施錠、駐輪・駐車、帰宅経路 |
| 追加情報 | 自治体・警察の防犯情報、現地確認日 |